ITに詳しい顧客

顧客企業のシステム部門のある程度の年次の人は
若手SEよりもITに詳しいことが多々あります

若手SEよりもシステムに長く携わっていれば
顧客の方がITに詳しくても仕方がない部分はあります

とはいえ、「顧客の方がITに詳しい」という事実を
「仕方がない」で受け入れることは中々難しいようで、
そういった顧客からの質問や疑問に
すぐに答えられなかった自分に引け目を感じて
ドッと疲れてしまう・・・

お恥ずかしながら私はよくあります

では、どうするのか

「ITに劣っている自分が顧客のために何ができるのか」
そこを考えて行動することです

顧客よりITのスキルが劣っているのが現状であり、
一朝一夕で差が埋まるようなものでもありません

それは仕方がない現実です

であるのであれば、
顧客の希望を汲み取り、
調べてでも聞いてでも全力でそれに応じることは
若手だろうができることです

立ち回った結果
時には間違った回答をしてしまうこともあります

ITに詳しい顧客に先に解決策をもらってしまうこともあります

間違った時には
謝れば良い
正しい回答を伝えれば良い

顧客に解決策をもらったら
お礼を言えば良い
今度は先に解決策を出せるように精進すれば良い

「顧客のために真摯に行動できているか」
そこが一番重要だと感じています